在宅医療

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ABOUT HOMECARE 在宅医療とは

在宅医療
診察、投薬、点滴、呼吸や栄養管理を
診療計画に基づき実施

病気や障がいなどで通院が困難な方のご自宅へ定期的に診療にお伺いします。24時間365日、休日や夜間の緊急往診にも対応しております。患者さんやご家族の想いを拝聴し、「〇〇に行きたい」「〇〇が食べたい」などの想いを叶えられるよう、多職種と連携し努めてまいります。

私たちの想い
家という住み慣れた空間は、人に力を注いでくれるから

慣れ親しんだ椅子、朝の珈琲の香り、いつも聞いていた工場の音など、家にはこれまで過ごしてきた生活の歴史と想いが詰まっています。住み慣れた場所はそれだけで「人に生きる力を注ぐ」魔法があると思っています。在宅医療は、病院からの紹介だけでなく、ご自身で選択できる療養方法のひとつです。在宅でできることを知って、患者さんが自分らしく生きるためのお手伝いさせていただきます。

THE TARGET PERSON 在宅医療の対象

このような方をご支援しています
  • 病気や障がい、加齢などで通院が難しい方
  • 医療的措置が多い方(病気の種類は問いません)
  • 小児の在宅医療(病気の種類は問いません)

例えば…

  • 寝たきりになってしまった
  • 末期がんなど重篤な症状で緩和ケアを必要としている
  • 神経難病や肺疾患などで、呼吸器管理を必要としている
  • 高度な認知症で通院が難しい
  • 排尿や排泄の医療的管理を必要としている
  • 一人暮らしで移動手段がなく通院が難しい など

TO DO 在宅医療でできること

診療計画の相談

患者さんやご家族の想い、今後の在宅生活での希望を拝聴した上で、診療方針を決めます。

24時間365日体制

患者さんの情報を共有し、緊急時はどの医師でも診察ができる体制を完備しています。

休日・夜間の緊急往診対応

定期の訪問時以外に状態の悪化があれば往診します。夜間・休日は問いません。

緩和ケア

末期がんなど重篤な症状の方には、在宅での緩和ケアを提供しております。

地域医療連携

病院主治医、約20の訪問看護ステーション、約40の居宅介護支援事業者と連携しています。

薬剤師在中

一人ひとりに合ったお薬を医師に助言をしたり、患者さんからのお薬相談を承ります。

FEATURES シティ・タワー診療所の特長

在宅医療
Point01.
重篤な症状の方も対応可能

症状が安定している患者さんだけでなく、末期がんのような重たい症状の患者さんや、呼吸器をつけている小児患者さんの在宅医療まで対応しております。

ほかの医療機関で難しいと言われた場合も、まずはご相談ください。

2023年12月時点の在宅患者は約300名(施設含む)

在宅医療
Point02.
症状に合わせて訪問頻度を調整

月2回以上の訪問が基本ですが、状態に応じて変更します。肺炎などの合併症が生じた場合は、連日訪問対応することもあります。

ご家族と必要な診察・処置や医療費の負担についてご相談し、頻度を調整します。

症状が悪化した場合には往診、または医療機関の紹介にも対応

在宅医療
Point03.
小児専門医、介護サポートができる医師も在籍

複数医師をはじめ、小児専門医、薬剤師・診療看護師が在籍し、緊急時も対応できる体制を整えています。ご希望があれば、オムツフィッター資格を保有する医師が介護サポート(医療・住環境・食事など幅広い視点からアドバイス)をいたします。

あなたのこころにぴったりな思いを話そう
『人生会議の話そうシート』

シティ・タワー診療所では、もしものときに、どのような医療やケアを望むのかを前もって考え、家族や信頼する人、医療・介護従事者たちと繰り返し話し合い共有していく『人生会議』のサポートも行っています。

CONTENTS 具体的な診療内容

診察・投薬・処置 胸水や腹水穿刺、褥瘡などの処置、お薬の処方、話し合い
点滴・注射の管理 静脈注射、CVポート(中心静脈)の管理、インスリン自己注射、予防接種
呼吸管理 気管切開後の管理、人工呼吸器、在宅酸素療法の管理、在宅での血液ガス分析
経管栄養の管理 経鼻、胃瘻、腸瘻経管栄養の管理
排尿・排泄管理 尿道カテーテル、膀胱留置カテーテル、人工膀胱、腎瘻、人工肛門
緩和ケア 麻薬鎮痛薬の仕様、注射剤の使用(鎮痛薬の持続皮下注射)
介護サポート オムツフィッター資格を保有する医師による介護サポート(医療・住環境・食事など幅広い視点からアドバイス)
検査 エコー、血液検査など。
CTなどの高度医療機器は病院と連携し実現可能です
在宅ターミナルケア 在宅での看取り
患者様・ご家族のケア 脳卒中、認知症、心不全、腎不全、肝不全、悪性腫瘍、神経疾患、糖尿病など、病気や障害で通院困難な方、ご家族のケア
小児の在宅医療(成人移行後も含む)

 

●訪問時間・頻度について
訪問診療は「平日午前・午後」の時間帯です

診療予定日の9:30~17:00の間でご自宅に伺います。
なお、緊急の場合にはこの限りではなく、迅速に対応します。

診療の頻度は症状により異なります。月1回~2回が基本ですが、状態に応じて1週間のうちに数回訪問することがあります。 定期の訪問時以外に状態の悪化があれば往診をします。夜間・休日は問いません。 緊急時には、緊急時連絡先(直接医師に繋がる番号)をお伝えしております。

●お薬について

お薬の受け取り方法は2種類あります。

①ご家族が薬局に取りに行く
②薬局に配達してもらう

処方箋の有効期限は、処方日を含め4日です。有効期限内に薬局に行ってください。
配達の場合には、薬剤費用以外に別途費用がかかります。

●在宅医療を支える専門職と連携
①訪問看護 お薬の管理、点滴や褥瘡の処置、医療器具の管理などを行います。
②ケアマネージャー 介護プランを作成し、訪問看護や訪問介護などの利用頻度の相談や福祉用具の手配をします。
③訪問介護 買い物、調理、掃除といった身の回りのことの支援や、オムツ交換や入浴介助のお手伝いをします。
④理学・作業・言語療法士

体の動かし方や、筋力維持のためのリハビリテーションを行います。
介助の仕方や福祉用具の選定、実際の使用法の説明を行います。

⑤薬剤師

薬の説明、使用方法、副作用の説明をします。自宅に伺いお薬を届けることもできます。

⑥歯科医・歯科衛生士 歯や口の中のケアを行います。飲み込みが悪い時にはご相談にのります。
⑦福祉用具専門員 福祉用具をその人に合った具合に選んだり、調整します。

 

様々な職種が集まり、協力して在宅療養生活が安心で快適に過ごせるようにサポートします。このほかにも多くの専門職と連携しています。

ABOUT THE COST 費用について

保険診療を行っております。
健康保険証とともに、各種受給者証・管理票の確認をさせていただきます。

医療保険対象外の実費費用について
  1. 当診療所では、定期・緊急に関わらず訪問診療にかかる交通費(ガソリン代、駐車場代等)や通信費は一切いただいておりません。
  2. 調整薬局のお支払(薬剤費、薬剤管理料など)、介護保険のお支払(訪問看護、訪問介護など)は医療保険対象外となります。
  3. 各種診断書・書類作成は実費となり、まとめて当月締めとし、翌月請求書を郵送します。
  4. 訪問時、診療所窓口にて現金でお支払いいただくか、指定口座へのお振込みをお願いします。

FLOW 在宅医療までの流れ

ご家族・ご本人様向け

STEP1 お問い合わせ

「この症状は在宅医療の対象になるの?」「在宅医療でどのようなことをしてくれるの?」という方でも、まずはお電話にてお問い合わせください。

TEL:058-269-3270

STEP2 初回訪問

症状を確認し、ご本人やご家族、介護ヘルパーさんとも相談しながら、最適な在宅医療計画を立てていきます。

STEP3 定期的な在宅医療

月2回以上の訪問が基本ですが、状態に応じて1週間のうちに数回訪問するなど頻度を調整しながら、診療を行います。