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月刊 シティタワー診療所​(2月号) | 院長ブログ

月刊 シティタワー診療所​(2月号)

    白馬岳の横にある旭岳という小さな山があります。     そこに夕日が沈んでいく姿を撮影しました。     日が沈むと山は一気に暗くなります。ちなみに旭岳ですが、夕日です。 今月の島ちゃん先生 〜教育って奥深いな〜 以前講演会のスタイルを変更している、とお伝えしました。 こちらの教えたいことを教えるのではなく、受講者のニーズを満たすための講習会を提供する、というスタイルです。 本当にそうなっているか?もしこの読者で受講者の方がいたら感想教えてください。 その中で学んだことは学習過程には3領域あるということです。 3領域とは、知識、技術、態度だそうです。知識はもちろん知識として覚えること、技術は〇〇ができる、ということ。 3つ目の態度とは〇〇をしようとすることだそうです。 例えばゴミ拾いであれば、これは燃えるゴミである、これはプラのゴミであると識別できることが知識。 ゴミ箱を認識して、ゴミを持って捨てるという行為が技術。 そしてゴミがあったら拾おう、という心構えになることが態度とのこと。 知識や技能のことは知っておりましたが、私は今まで態度のことは全く考えていませんでした。 気合と根性と努力でやるべき、という昔ながらの日本人の心構えで何事にも臨んできたので態度はあって当然、と思っておりました。 しかしこれも教育なんだな〜と思いました。 態度の部分を育むための手法も色々あるようで、教育って難しいな、と思う反面、 いつまでも気合と根性と努力では時代遅れになるな、と感じました。   みんなの健康相談〜今月の質問〜 「在宅医療って緊急時はどうなるの?」 緊急時、ということをもう少し深堀りしてみましょう。 みなさんが想定する緊急時ってなんでしょうか? 例えば血を吐いているとか、意識がなくなってしまう、とか重大な変化のことを緊急時と考える人もいれば、 熱がでている、便が出なくて困っている、という症状を緊急時と考える人もいると思います。 もちろん両方とも緊急時ですが、前者のような事態はなかなかありません。 具体的には当院では昨年1年間で約150名の方をご自宅で看取っていますが、 前者のケースは年に20回程度です。後者のケースではほとんど自宅で対応が可能です。 もちろん緊急時に病院で治療したほうがいい場合には本人、家族と相談して病院に紹介 をすることも行っています(絶対に自宅で診なくてはいけない、ということはありません)。 緊急時にもその人にとってどんな治療が最善か?をさぐり、解決法を提示していま すのでご安心ください。 !!看護師募集中!! 当院では外来を担当してくれる看護師を募集中です。 詳しくは当ホームページ内「採用情報」をご確認ください。  

月刊 シティタワー診療所​(1月号) | 院長ブログ

月刊 シティタワー診療所​(1月号)

白馬岳は私は苦い思い出が多い山です。 6回アタックして、4回は雨・曇でした。しかしそのうち3回はこうやって晴れて景色を楽しむことができました。 白馬山荘のレストランは山小屋とは思えない美味しい料理を提供し、窓から眺める白馬三山は最高のご褒美です。     今月の島ちゃん先生 〜おせち料理、味が出るには時間がかかる〜 お正月にはおせち料理が定番ですね。 おせち料理に入っている食べ物って、日持ちがするものばかりだな〜と思いました。 煮豆、昆布、なますなど、お正月の間ずっと食べられますね。 でもこれを作るのは本当に大変なようです。 料理が苦手な私としては、何時間も煮込む、とか、何日間かつけておく、ということは想像すらできない作業工程であり、 すごいな〜という一言に付きます。どうしてこうやって時間をかけて作るのか、と調べた所味が染み込むには時間がかかるとのことでした。 かつ、時間をかけて作ったものはそれだけ日持ちする、とのこと。 それを聞いたとき、人材育成も全くその通りだな〜と思いました。 簡単に教えてすぐにできるわけではないけれど、せっかちな私はすぐに結果を求めてしまいます。 それでは味が出る訳ありませんね。反省です。おせち料理(というか日本料理全般にいえることですが)のように、 じっくり時間をかけて人材を育成していければと思います。     イベント報告 『夏祭り』『クリスマス会』 昨年は、小児患者さんを中心に、在宅患者さんとご家族を対象としたイベントを診療所において行いました。 初めての試みで、どうなることかと実は不安いっぱいでしたが、蓋をあければ、皆さん笑顔いっぱい! とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました!! 2024年もいろいろ企画したいと思っています。 「こんなイベントだったら参加したい!」 「こんなことをしてほしい!」などなど、 ご意見絶賛募集中です!診療所スタッフに いつでもお声掛けください。 【発案者(丸田)のつぶやき】   在宅医療を必要としている患者さんは移動が難しい方が多いです。 自宅でゆったりと過ごすのが一番ですが、外出することで自宅では味わえない楽しみを得られることがあります。 移動するのに大変な思いをしたとしても、それに勝る経験をできるかもしれません。 診療所でのイベントが外出のきっかけになったらいいな、家族の楽しみの一つになったらいいな、そんな気持ちで企画しました。

月刊 シティタワー診療所​(12月号) | 院長ブログ

月刊 シティタワー診療所​(12月号)

今月の島ちゃん先生 〜スタッフがつくったホームページ〜 12月1日から当院のホームページがリニューアルされました。 今回力を入れたのは、見やすさとエピソードです。 見やすさ、という点では色使いの工夫と、スタッフの写真を多く入れることで温かみを感じられるものにしました。 エピソードについては、当院がこれまで出会ってきた患者さん、家族さんとの思い出をエピソードとして載せました (個人が特定されないようにしております)。 在宅医療といってもなかなかわかりにくいよね、在宅医療って感動がたくさん詰まっているけれどなかなか伝わりにくいよね、という点から工夫しました。 私もホームページをみて懐かしいエピソードに心が温まりました。 こういった工夫が生まれたのが、スタッフの努力です。 今回スタッフに全部お任せしました。業者との打合せ、レイアウト、載せる内容などを考えてくれました。 これまで私は何かと口出しをして決めてきました。 これって「本当に悪い上司」であることを最近学びました(最近、というのがとても残念ですが)。 口を出さない、というのはとても辛抱が必要でしたがこうやって成果が出ると本当に嬉しいですね。 ようやく私も上司としての一歩が踏み出せた感じです。 みんなの健康相談〜今月の質問〜 「在宅医療って何歳から対象なの?」 答えは「0歳から」です。私も在宅医療を始めた当初は高齢者の在宅医療がメインでした。 老衰や脳梗塞で動けない人が多く、時々がんの患者さんがいました。 しかし9年前、子どもの在宅医療という現実に出会いました。 医療的ケア(人工呼吸器や胃ろう栄養などの処置のこと)が必要な子どもがいて、 その子の医療的な対応を在宅で実施することの意義を教えてもらいました。 その後から小児在宅医療を開始しました。 その後子どもの在宅医療を引き受けることになり、0歳から対応しています。 もちろん100歳を超える人まで対応しています。 在宅医療って高齢者、というイメージがありますが、何らかの病気で家で医療的ケア が必要であったり、通院が困難であれば何歳からでも在宅医療は適応です。 どうぞお気軽にご相談ください。