2025年6月

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月刊シティ・タワー診療所 6月号 | 院長ブログ

月刊シティ・タワー診療所 6月号

槍ヶ岳山頂付近 先月号では遠くからみた槍ヶ岳をご紹介しました。 その2時間前はこんな感じで全く景色を堪能することはできません。 この時は雨でかなり滑りやすい状況でしたので気を付けて登りました。 (かなりきつそうに見えますが、足元が見えるし、急坂は数十分なので精神的には楽です。 他にもっと怖いところが沢山あります)   ~「がん・よろず相談外来」開設中~ 痛みやむくみなどがんにともなう症状が辛い方、 抗がん剤治療の継続のことや今後の療養場所で悩まれている方などを対象に がん・よろず相談外来を開設しております。予約制ですので、事前にお電話をお願いします。058−269−3270 今月のしまちゃん先生 〜改めて当たり前って大事だな、と思う〜 昨年からコメの価格が上昇し、この6月から古古米・古古古米が店頭でも販売されやや価格が下がる見込みですね。 その一方で、コメって本当は今の値段位が相当だ!という意見もあります。 米農家さんの苦労を考えるとこれくらいが本来の価格では?という意見です。 それもそうですよね。 私も小学生のとき米を作りましたが、あれだけ苦労しても、 たった1週間分の量しかならないのか〜と思った記憶があります。 お米に限らず、本物の食材って本当に手間がかかり、価値があるものだな、と思います。 味噌や醤油についても数年間寝かせる、という手間もかかることはご存知のとおりですね。 そうやって考えると、やはり本物のものを求めるって、大変だな、と思いますし、 その本物を作っている人たちって貴重だな、と思います。 今回の米騒動でも後継者不足もクローズアップされていて、 「お米が気軽に買える」という当たり前がいつまで続くのか?と心配になりますね。 そう考えるとやっぱり本物がいつも眼の前にある当たり前の生活ってありがたく思わないといけないし、 1食1食味わって食べたいですね。(島崎は早食いですので反省です) みんなの健康教室~今月の質問~ 「帯状疱疹ワクチンって効くの?」 これからしばらくワクチンのことをご紹介します。 数年前から帯状疱疹のワクチンについてTVでもCMされるようになっております。 そして令和7年度岐阜市では予防接種の助成制度も始まったのでより身近になったと思います。 これはかなり個人的な考えですが 水痘ワクチン・帯状疱疹ワクチンとMR(麻疹風疹)ワクチンは必ず受けたいワクチンです。 それくらい「効きます」。何に効くか?というと、 発症予防も不活化ワクチンであれば90%以上、神経痛予防も88%とかなり高確率です。 帯状疱疹は、御存知の通り発症すると完治まで1ヶ月くらいはかかります。 かつ痛みがとても強い。 特に帯状疱疹後神経痛というのを発症すると半年〜数年も痛みで悩まされる人もいます。 それが格段に予防できるのであればとても価値が高いと思います。 そして何より効果が長期間続くこともメリットの一つです。 インフルエンザなどは毎年接種ですが、このワクチンは接種後10年間は効果があるとされています。                       ただしデメリットがありました。それが価格です。 その点は来月岐阜市の助成制度をご紹介します。